趣味で250ccバイクに乗っています。しかし、以前に自損事故を起こして、愛車のホーネット250がフレームが歪むなど傷物になってしまいました。そのバイクはそのままガレージに眠らせていたのですが、最近になって事故車も結構な値段で売れると知って、エースに買取をしてもらいました。
そのときの買取までの流れと、エースを利用した感想を書いてみます。
事故から買取業者探しまで
大学を卒業してからは車に乗るようになり、バイクは土日の休みに乗るくらいです。事故を起こした日も日曜日で雨が降っていたのですが、小雨だったので大丈夫だろうとライディング用のカッパや防水グローブを着用したくらいで、シールドの曇り止めなどは使わずに出かけたのです。
その油断があったのか、目的地に向かう途中でカーブの入り口にあったマンホールを踏んでスリップし、そのまま立木にバイクごと激突しました。幸いにも怪我はなかったのですが、バイクはフレームが歪んでいるのがひと目で分かるほど大きな事故です。
カウルなど各パーツも擦り傷だらけで、完全な傷物になってショックだったのを覚えています。愛車とはいえこの状態で乗るわけにはいかず、仕方ないので自宅のガレージにホーネット250はしばらく保管していました。しかし、最近になった事故車でも結構良い値段で売れることがあると聞いて、買取業者を探すことにしたのです。
ただ事故車の買取だと扱う業者も限られているため、業者探しは結構苦労をしました。インターネットで買取業者を調べる以外にも、バイク仲間に聞いてみたり、知り合いのバイクパーツショップに相談したりと東西奔走の毎日です。
エースを最初に利用した理由
自分が買取業者を探すときに意識したのは次の点です。まず1つ目に、事故車や不動車の買取に力を入れている所です。そういう業者ならば過去の査定価格からホーネット250がどれくらい減額を受けそうか予想できますし、また事故車を修復したり販売するルートを持っているため、査定でも高価格が期待できます。
2つ目の意識した点は、チェーン店など規模が大きな業者かどうかです。初めてバイクを売るため、やはり有名で大きな業者の方がサポートなども充実していると判断しました。また、そういった業者は情報も多いので、どういったサービス内容があるか利用する前に分かるためです。
そして3つ目が、自分の住む場所から近い所にお店を構えている所かどうかです。あまりに場所が遠い業者だと買取のときに不便ですし、もし何かトラブルがあったときにも、お店が近いと安心して対応してもらえるとの考えからです。
これらの条件を考慮してバイク買取業者を探し、自宅から比較的近い場所にお店があって、かつ大手の業者だったエースを最初に利用することにしました。
オンライン査定の結果で買取を決断
エースのウェブサイトにはオンライン査定が用意されていたので、まずそれを利用しました。メーカーや車種名、年式などのバイクの査定に必要な情報を入力します。次に、氏名や査定の結果を伝えてほしい連絡先を記入して送信するだけです。
また、損傷の有無という項目があったので、ここから事故車を選んで、補足として破損しているパーツの部分なども伝えておきました。オンライン査定の結果はその日のうちに来ていて、ホーネット250の買取予測価格は55,000円とのことです。
実は、ホーネット250はエースの買取例のところにも同じ車種があり、こちらは事故車で50,000でした。
そのため同じくらいの価格を期待していたのですが、それよりも5,000円高くてほっとしたのを覚えています。
査定価格には不満がなかったので、すぐに無料出張査定を引き続き申し込んで実際に自宅まで査定員に来てもらうことにしました。
さらに、いつでも売却できるように、オンライン査定後はすぐにバイクの整備手帳や各種書類なども準備しました。
エースの評判を知って少し不安も
査定員が来るまで少し日時があったので、エースの評判についてもネットでレビューを見ていました。評価については良い点としては、全体的に迅速で査定日の都合を合わせやすいという声が多かったです。また、査定価格についてもさすがに業界大手ということもあって、全体的に満足という意見が多く見られました。
一方で、悪い点として、査定員が約束の時間よりもだいぶ早くやって来たといった書き込みもありました。一括査定を頼んだところ、他の買取業者に先を越されないように早く来たようです。エースの評判の良い点だけでなく、悪い点もあると知って少し不安になったのですが、査定自体は無料のためいろいろと不満があったら、はっきりと買取を断ろうと決めていました。
出張査定で無事に買取成立
仕事の関係で休日に査定員に来てもらったのですが、時間通りに来てくれました。事前にレビューでも見た、こちらの都合を考えて希望日時に出張査定をしてくれる点は高く評価しています。査定員をガレージに案内して、さっそく査定をしてもらいました。
事前に破損箇所などを伝えていたのでわりとスムーズに査定は進みました。フレームの大きな歪みなど、普通は減額ポイントとなる箇所もすでに折込済だったので金額は引かれていません。ただ、テールランプや反射板の傷などは伝えていなかったので、その点で減額を受けてしまったのが残念です。
オンライン査定よりも3,000円低い、52,000円での買取価格を提示されました。こちらとしてはそれでも不満はなかったので、すぐにその場で売買契約を交わし、買取が成立しました。
長年乗ったホーネット250がトラックに積まれていく姿は少し寂しかったですが、買取自体には満足しています。
バイクを買取後の雑感
バイクを売ること自体初めての経験だったので、調べているうちに知ったことも数多くあります。例えば、高く売るコツとして、メーカーの純正パーツは保管していた方が良いとか、日頃のメンテナンスが査定価格に影響するといったものです。
事故車ということで、そういった点を疎かにしていたのが、反省点です。もし、事故後も掃除やメンテナンスを最低限やっていれば、もう少し高い査定価格をもらえたかもしれません。エースの買取自体は査定価格も含めて、良かったと感じています。
さすがに次も事故車を売るようなことは避けたいですが、またバイクを売る機会があったときは利用を考えています。